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2009年10月 5日 (月)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 14.第七番 東光山龍蓋寺(岡寺)ほか

明日香を散策したあと、バス停からの急な坂を登ってたどり着いた岡寺。西国三十三箇所の第七番札所です。

 

坂を登って岡寺へ。

壮麗な仁王門をくぐって境内へ。静かな境内で参拝をします。日本三大仏にも数えられるらしい厳かな感じのご本尊のすぐ近くで参拝ができます。ここでは、同じく納経帳を持っている人も何人か見かけました。

本堂

シャクナゲやツツジで色鮮やかな雨上がりの境内。

そして三重塔も。

花の境内

 

岡寺から歩いて、近くにある石舞台古墳へ。蘇我馬子への反発から石室だけにされてしまった、なんて説もあるそうですが、どうなんでしょう?

石舞台古墳

中は意外と広い。そして、石の隙間があるせいか、意外と明るい内部。

古墳の内側

石舞台古墳の近くの店で古代米のおにぎりを買い食い。そういえば、朝から大和三山に明日香にと歩き回ったのに何も食べていなかったんだっけ。美味しさも倍増です。

食べたら、今度は飲もう、ということで、久々に始まりました、ローカルドリンクのコーナー! 大和茶のペットボトルです。ラベルにはJAのマークが。右下には…このキャラ何? にこにこだいちゃんというキャラだそうです。せんとくんといい、奈良県の人はこういうキャラが好き? で、肝心の味ですが。大手メーカーのものよりもずっと濃い感じがします。某大手の濃いお茶のように渋みが濃いのではなく、お茶の旨みが濃い感じ。これは、結構気に入りました。飛鳥駅へのバスの中でゆっくりとお茶の時間。

大和茶

飛鳥駅での電車待ちの時間で、駅近くの岩屋山古墳も見てきました。中はここも広いんですね。こちらは石が隙間なく重ねられています。

岩屋山古墳

 

今度はここから近い第六番札所の壺阪寺に行きます。が、それではまた次の記事で。

 

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2009年9月30日 (水)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 13.明日香

大和三山が見える甘樫丘で目を東に向けると、見えるのが明日香村。第七番札所の岡寺がある村です。

 

岡寺の方向を眺める

展望のいい甘樫丘を下って、明日香の中心地へ。雨の中を歩いていきます。

まずは、飛鳥水落遺跡。中大兄皇子が日本で初めて設置した水時計があった場所だそうです。昔も今も、時間を気にしている人がいたんですね。

水落遺跡

趣のある朝の明日香の中心街を抜けて…

明日香の市街地

飛鳥坐神社へ。

飛鳥坐神社

そんな感じで、明日香のあちこちを散策していきます。

 

歴史ある明日香でも特に見どころなのが飛鳥寺。日本で初めての本格的寺院だそうです。

飛鳥寺

今では門をくぐるとすぐに本堂と庭園がある境内ですが、当時はもっと広い境内だったとのこと。ご本尊は、飛鳥大仏と呼ばれる、これまた日本最古の仏像。

飛鳥大仏。撮影OKなんです。

表情が、あとの時代の仏像と比べるとだいぶ違った印象です。角度によってもその印象が変わってきます。過去には火災に遭い、金堂焼失で雨風を受けた時期がありながらも、再建された本堂内でこうして安置されています。

明日香では、まさにこの場所が歴史の舞台だったと実感できました。

 

飛鳥大仏前バス停からバスで岡寺前バス停へ。ここから、坂を登って岡寺を目指します。意外に急な坂道に息を弾ませながら…。ってことで、続きは次の記事で。

2009年9月12日 (土)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 12.橿原

奈良盆地で迎える朝。西国三十三箇所の岡寺と壺阪寺が今日の目的地のはずですが、まずは相変わらずの寄り道から。

 

近鉄橿原線を南下した、橿原市内の大和八木駅で下車して、朝の散歩です。橿原で有名なのが、盆地の中にある大和三山。その三山の一つ、耳成山が大和八木駅の近くにあるのです。住宅地を歩いていると突然見えてくる丘のような山、それが耳成山です。

真ん中に見えるのが耳成山

近づいてみると、平地が途中から急に山になっているのが分かります。

道路のすぐ右は平地、すぐ左は山。

再び歩いて大和八木駅へ。そこにはこんなバス停が。

早くも懐かしい新宮や本宮

路線図つきのバス停。そんなに珍しくもないって? しかしこの路線図、一本だけ異様に長い路線が書いてあります。その長い線の先端には「新宮駅」の文字が。途中には「本宮大社前」や「権現前」という懐かしい文字もあります。南紀からこの大和に来るには路線バスって方法もあったのか…。

 

思わぬ形で旅を懐かしみながらも、電車で今度は橿原神宮前駅へ。駅名にあるとおり、橿原神宮の最寄り駅。朝の神社はまだ人もまばら。砂利の音を鳴らしながら本殿まで歩いていきます。

朝霧の…

拝殿前には、玉砂利の広場が。まだ人の少ないこの時間に、玉砂利が整備され、次々と平行線状の模様が形作られているところでした。何だか、この場に歩み入って模様を乱すのが申し訳ないような気分になります。いつもの64倍くらいの注意で拝殿まで歩いて、参拝してきました。

畝傍山と橿原神宮

拝殿の背後には、これまた大和三山の一つ、畝傍山が見えます。

 

ここ橿原神宮前から、岡寺のある明日香村へのバスに乗ります。でも、また、寄り道。途中の甘樫丘バス停で下りて、甘樫丘という丘に登ってみます。見晴らしのいいこの甘樫丘から北に見えるのが、またも大和三山の一つ、天香具山。あの、衣ほすてふ天香具山です。

雨が降ってきたから、ほした衣は取り込んだほうがいいかもしれません。

 

甘樫丘から今度は東を見るとそこは明日香。次の記事では、丘から下って、明日香の中心部に行ってみましょう。

2009年9月 6日 (日)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 11.大和郡山

夕方。長谷寺から、宿泊地の大和郡山へ向かうことにします。何だか今日は行ったり来たりしている気が…。

 

大和郡山は、奈良県随一の城下町なのです。

城下町らしい堀のある光景

郡山城の本丸跡は、柳澤神社という神社になっています。将軍こと徳川綱吉の側用人、柳澤吉保がこの神社のご祭神なんだとか。

柳澤神社の境内へ…

鮮やかな境内にはいt

うわああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!

犬!

でかい!

こっち来ないで!

ていうか何で放し飼い!

逃げろ!

ていうかいまどき、こんな展開、漫画でもないぞ。いくら犬将軍の側用人がご祭神だからって…。幸い、危害を加えるつもりはなかったようで、身体には大して被害なし。でも服が…。

ちょっとした高台になっています

本丸跡からの眺めはいいので、いい場所なんですけどね。いろいろと気をつけたほうがいいかもしれません。

神社の境内を抜けてもそこはまだ郡山城跡

城門

どうでもいいけど、疲れてきた

追手門から出る頃にはすっかり夜ですね。

風情のある城下町の街並

暗くなった城下町を散策して、最後までいろいろあった今日もここまで。

 

明日は奈良県の旅の最終日。西国札所のうち岡寺と壺阪寺に行く予定ですが、それはまた次以降の記事で。

2009年8月14日 (金)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 10.第八番 豊山長谷寺・番外 豊山法起院

近鉄奈良駅から、今日の17時までにたどり着ける札所は…。駅から近いここしかない! 大和西大寺・大和八木で乗り継いで、長谷寺駅へ。つい数時間前に全くの逆ルートを通ってきた気がします。計画性がないと、こうなります。

 

また降り出した雨の中を、長谷寺駅から坂を下り、川を渡ればそこは長谷寺への賑やかな参道。その参道から少し横道に入ったところに、番外札所の法起院があります。

法起院

参道の人通りと比べると、静かさがちょっと意外な感じの境内。

 

法起院から数分歩いて、第八番札所の長谷寺へ。

第八番札所 豊山長谷寺

仁王門を過ぎると、登廊を歩いていくことになります。

登廊

これは助かった、ちょうど雨が強くなってきたところだし。あとはこの階段を登っていけば本堂に着くはず。

登廊の建築そのものだけでなく、登廊の脇に咲く鮮やかな牡丹や、

境内に咲き乱れる牡丹

百人一首、「人はいさ心も知らず ふるさとは花ぞ昔の香ににほひける」でお馴染みの紀貫之故里の梅など、

昔からの梅

見どころの多い登廊を399段登りきると、本堂に着きます。

長谷寺本堂

ご本尊は十一面観世音菩薩。参拝手順にもそろそろ慣れてきたかな…。ご朱印を頂いたのはいいけど、この雨で納経帳を濡らさないようにきをつけないと。

五重塔

こちらは五重塔。本堂からの帰り道は登廊と別の通路で。

牡丹と本堂

振り返ると、さっきまでいた本堂が牡丹の向こうに見えます。

長谷寺からの帰り道の買い食いはやっぱり、草餅、これだね。

草餅

 

次の記事では、泊まる予定の街、大和郡山へ移動します。その大和郡山で、初瀬の山おろしもびっくりの大ピンチに見舞われるわけですが、それはまた。

 

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この旅は5月の連休中のもので、相変わらず鮮度の低い記事をお送りしています。まあ、8月には季節外れの牡丹が咲いている時点で分かるか…。

2009年8月13日 (木)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 9.奈良公園

2つほど別の話題の記事を挟みましたが、西国巡礼紀行の続きに戻ります。西国三十三箇所のうち、第九番の興福寺を参拝したところから。

 

興福寺から少し歩くと、これまた有名な東大寺

あ

うん

有名な南大門の運慶・快慶の木像金剛力士像の間を通って…

大仏殿

大仏殿。それにしても、混みすぎだろ!

鹿たち

大仏殿の北側にまわれば人気もまばら。正直、こういうところの方が落ち着くかも。

正倉院は、建物を外から見学することすらできず。ちょっと残念。

東大寺境内を回り込むように、東側にある二月堂へ。

二月堂

実はこの二月堂、西国三十三箇所の番外札所に数えられることもあるそうです。

二月堂からの眺め

二月堂は奈良市内を眺めるにもいい場所。

 

東大寺を抜けて春日大社に参拝して、遅めの昼食に屋台のお好み焼きを食べて、バスで近鉄奈良駅へ。

実は、この時点でちょっと急いでいます。というのも、ほとんどの札所で拝観・納経時間は17時まで。今日中にもう一ヶ所まわるには、これ以上寄り道している暇はなさそうです。

2009年7月22日 (水)

日食観察@東京

見えました! 日食観察レポートです。

 

東京は朝から雨。晴れてくれー。

10時頃。雨がやんだ、でもまだ厚い雲が。

11時過ぎ。東京で「食の最大」の時刻はもうすぐ。まだ雲は途切れそうにない。

しかし…。

日食

空を覆う雲の向こうにうっすらと太陽が、そして、その右下が…。

雲がちょうどいい厚さでかかっていたので、肉眼で見ても眩しくない、かえって観察しやすいという幸運に恵まれました。携帯のカメラでもこんなにはっきり。

地球と、月と、太陽と。スケールの大きい話を見ることができた、貴重な体験でした。

2009年7月20日 (月)

【海の日】東京人なので東京の海に行く

海の日。

地図を見ると、直線的な海岸線が気になる。埋立地。

そんなわけで直線の海岸線を見に行ってきました。

 

新木場。文字通り、貯木場の多い街。

貯木場というのは、こんなところでした。

新木場

いつでも木があるわけではないらしい。でも、辺りは木の香りがします。

木材関係の企業の多い街。

 

新木場から橋を渡って、埋立地の島、若洲へ。

若洲

房総半島が見えます。

若洲

この橋はどこに架かるんでしょうか。

若洲にはサイクリングロードがあります。

この海沿いの道は、東海道に見立てられています。

若洲

 

若洲からぐるっと回り込んで青海へ。

青海

青海

対岸は中央防波堤内側埋立地という島。

山があるようです。

海の森。

 

ふと、音に気づいて見上げると、飛行機が下りていくところでした。

青海

 

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というわけで、急に思い立って東京の海岸の辺りを自転車でうろうろしてきました。何がしたかったのかよく分かりませんが、涼しい潮風に吹かれながらゆったりとサイクリングができた、それだけでもよしとしましょう。

残念なのは、青海の対岸の中央防波堤内側埋立地に行けなかったこと。歩行者、自転車、原付は入れないようです。いつか、別の方法で行ってみます。

2009年7月17日 (金)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 8.第九番 興福寺南円堂

強い雨の中、3日目の旅のスタートです。松阪駅から近鉄を大和八木、大和西大寺と乗り継いで近鉄奈良駅へ。駅から歩いて数分のところに目的の第九番札所 興福寺南円堂はあります。

 

小雨の振る中、駅から南に回りこむように興福寺を目指します。

奈良観光センターのポスター

せんとくん…? 二次元な絵よりもいっそうきもい個性が際立って見えるぞ。辺りの土産物屋でもせんとくんは人気のようで、話題づくりの意味でも、意外と効果があったキャラクターなのかも。

猿沢池。いろいろな伝説もあるらしい

猿沢池。風情のある池です。もともとは興福寺の儀式のための人工池なんだとか。この池のそばを抜けて、いよいよ興福寺の境内に入ります。幸い、雨もやんできました。

三重塔。

境内に入ってまず目立つのが三重塔。この辺りは境内でも端の方にあるせいか、人通りが少なくてひっそりとした感じの佇まいの落ち着いた塔です。

ついに、第九番札所。

その三重塔の近くにあるのが、八角堂の南円堂。こちらが西国三十三箇所の第九番札所です。

こうして白衣に菅笠、輪袈裟などなど本格的な装備で巡礼されている方がいる一方で、寄り道ばかりして普通の観光客の格好で巡礼するどこかの誰かみたいな人もいるわけです。ちょっと申し訳ないような、肩身の狭いような、何と言うか、すいません。まあ、巡礼のスタイルも人それぞれってことで。

ご本尊は不空羂索観音。らしい。です。ご開帳とか、10月17日の特別開扉のときに参拝できたらもっとよかったのかも。

北円堂。

南円堂と対のようにあるのが北円堂。こちらは内部まで公開されていました。ひょっとしたら、建築よりも堂内の無著・世親菩薩像辺りの仏像の方が有名かも。写真を見たい人はここから探してみてください。

五重塔。

興福寺のシンボル的存在なのがこの五重塔。三重塔とは対照的に、境内のかなり目立つ場所にあります。

興福寺の境内

連休中で賑やかな境内ですが、

奈良の人気者たち

鹿たちはのんびり。

 

せっかく興福寺まで来たので、次記事では奈良公園をもっと巡って行きます。

2009年6月25日 (木)

寄り道だらけの西国三十三箇所巡礼 7.熊野市

第一番 青岸渡寺のある和歌山県那智勝浦町から第九番 興福寺のある奈良市まで、紀伊山地を回り込むように北上の途中ですが、途中の三重県熊野市で寄り道です。

 

有井駅から10分ほど歩いて、花の窟神社に到着。

花の窟神社

見上げる45m

この神社には社殿がなく、この巨大な岩がご神体なのです。その高さ、45m。正直なところ、高すぎて、この近さからでは頂がよく見えません。

花の窟神社のすぐ東には、七里御浜という海岸が続いています。

七里御浜から振り返る

花の窟神社のご神体の全貌を拝むには、これくらい離れたところのほうがいいのかも。

熊野灘

熊野灘はエメラルドのような色。

碁石のような

この浜は砂浜ではなく、丸い小石の浜です。小石の方向がそろっているのはきっと打ち寄せた波のせい。

七里御浜の近くには獅子岩と呼ばれる岩があって、名前の由来は…

獅子岩

こっちから見れば言わずもがな。

 

熊野灘に沿って歩いていくと、浜が途切れたところにあるのが名勝 鬼ヶ城。鬼が住んでいたとも言われる場所です。

鬼の住む洞窟?

横顔?

洞窟あり、絶壁ありの壮絶な場所で、遊歩道があっても歩くのが大変な場所も。

 

しかし、歩き疲れた…。バスで鬼ヶ城から熊野市駅へ、そして紀勢本線を乗り継いで松阪駅へ。今日の旅はここ松阪までです。

今日の夕食はどうしようか…。やっぱり、松阪といえば、牛肉ですよね!

松阪で牛肉を食べる!

この牛肉の柔らかさ! ほどよく汁の味が染み込んで絶妙な味! 牛肉と玉ねぎとの美麗な味のハーモニー!

…たまに食べると悔しいぐらいに美味しいから困る。

 

松阪で一泊したら、明日は近鉄でいよいよ奈良市の興福寺に行きます。

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