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すごろくの旅

2009年1月21日 (水)

東海道線すごろくの旅 浜松→東京 (その6)

何とか神奈川県に入るも、気力がすっかり消耗気味。足の痛みと雨の寒さに苦しみつつも、旅はもう少しだけ続く。では、前回の続き、早川から。

 

ここでルール復習。

駅数は列車の停車駅数で数える。

ということは、だ。早川駅でこれから乗ろうとしているのは快速。次のさいころは一気に進めるチャンス!

「6」

6キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

早川(15:16発)→小田原→国府津→平塚→茅ヶ崎→藤沢→大船(16:00着)

夕闇の迫る湘南を一気に通り過ぎて、大船駅

雨の大船駅

駅の近くに大船観音という観光スポットがあるという情報を入手。

西口を出て少しだけ歩くと、山の上に巨大な観音像が!

だがしかし、道に迷う。

目的地は見えているのに。

やっとのことで、大船観音があるお寺、その名も大船観音寺の門にたどり着いた。

しかし。

閉山時間…?

だが、日本には昔から遥拝という参拝方法があるのだよ。まるで言い訳みたいだけど、そのとおりだよ。ちょっと遠いけど拝む。

何を撮りたいのか分からん写真だけど、中央木の枝の向こうが大船観音像です。

大船駅に戻って、次のさいころタイム。大船から東京までの駅数は、東海道線なら6駅。6が出れば、ゴール。奇跡よ、起これ!

「2」

大船(16:25発)→戸塚→横浜(16:41着)

電車が混んでいて座れないまま、横浜駅へ。

横浜駅

横浜で観光といえばいろいろ思いつくけど、どれも横浜駅から遠い。

とりあえず、駅構内でシウマイ弁当でも買ってみよう。

シウマイ、崎陽軒…そうか、横浜駅前に確か…。

崎陽軒本店があったはず…。

崎陽軒本店

思いのほか立派でちょっとひるむ。でもこれで観光ルールクリア。

駅通路の隅っこでこっそりとさいころを投げる。ちょっと怪しい。

もう早く帰りたいよー。これがさいころ最後の一投になってくれー。えいっ。

「4」

横浜(16:58発)→川崎→品川→新橋→東京(17:27着)

ゴールの東京駅

ゴール!

家に帰ってシウマイ弁当でも食べよ。

所要時間約12時間で、東海道線すごろくの旅、終了。

2009年1月20日 (火)

東海道線すごろくの旅 浜松→東京 (その5)

距離で言えば中間くらいの片浜で千本松原を見て、長かった静岡県も残りわずか。それでは前回の続きをどうぞ。

 

富士山に近い、でも曇り空で見えない、そんな片浜駅で、次の途中下車駅を決める。

せーの、はいよっ。

「5」

熱海行きの電車に乗る。ここで、今後の運命を左右する重要なルールをおさらい。

その列車の終着駅に着いたら、出目未満の駅数でも強制下車

ということは…

片浜(12:26発)→沼津→三島→函南→熱海(13:04着)

そう、4駅目の熱海が次の下車駅です。

熱海駅

熱海といえば有名な観光地。

この旅でこんな人混みに遭ったのは初めて。何か緊張してきた。

やっぱり旅館が多い。

坂の多い街。熱海七湯という七つの源泉が有名だそうで、全部めぐってみる。

大湯間歇泉

これは熱海七湯の一つ、大湯間歇泉

湯前神社

湯の神様を祀る湯前神社にお参り。

このまま旅館にでも泊まって温泉に…、いや、それはまたの機会で。

とか考えていると、が。とうとう降り始めた。それも結構強い。

折りたたみ傘があっても、熱海駅に戻る頃には靴の中までびっしょり。

当分やみそうにない。ここからは雨の中を観光しなきゃならないのか…。

で、次はどこに…? こんな人混みで、さいころを…。

「4」

熱海(14:00発)→湯河原→真鶴→根府川→早川(14:19着)

ついに神奈川県に突入。早川駅で途中下車。駅のホームに屋根がないのか…。

雨に濡れる早川駅

駅前の地図を頼りに、まずは真福寺(早川観音)を参拝。

野猿の侵入防止のために扉は閉まっています。

雨のせいか、境内にはすっかり人の気配がない。

小田原漁港

そしてこちらは小田原漁港

それにしても、足が痛い。2つ前の下車駅、片浜の千本松原で痛めた箇所だ。

いまさら確認すると、見るからに痛そうなことになっている。

とりあえず、駅前の店でラーメンでも食べよう。

遅めの昼食ってことで。

身体が温まる。

 

ゴールの東京駅まで あと86km。気力体力低下気味だが、ちゃんとゴールにたどり着けるのか?

2009年1月12日 (月)

東海道線すごろくの旅 浜松→東京 (その4)

東京を目指し、興津まで来たこの旅。次の下車駅はいったいどこに…? ということで続きから。

 

興津駅でさっそく、次の運命を決める渾身の一投。えいっ!

「5」

ひょっとしてこのさいころ、5の反対の2の面が重い?

興津(10:55発)→由比→蒲原→新蒲原→富士川→富士(11:13着)

それにしても、朝が早すぎて眠い…

電車の中は暖かくて気持ちいい…

ZZZzzz....

…!!

危ない危ない、寝過ごすところだった。

半ば寝ぼけたまま富士駅に到着。

富士駅。ねむいよぉ…

期待していた富士山は見えない。曇りだし。

富士駅から見える景色

この街で目立つのは煙突。で、見つけたのがこれ。

王子製紙工場

王子製紙工場の入り口にあったモニュメントです。

これで観光ルールはOK? よし、次行こう。

さいころを…投げる!

「4」

富士(11:48発)→吉原→東田子の浦→原→片浜(12:03着)

曇り空の下、片浜駅へ。

片浜駅

近くに日本百景の千本松原があるらしい。駅から海に向かって5分くらい歩く。

千本松原といっても実は、

三十万本もあるらしいですよ。

松がずっと奥まで続いている景色は壮観。

松原の向こうには海と伊豆

せっかくだし、海まで出てみる。

沼津港の建設で砂の量が減ってしまったんだとか

それにしてもこの浜、砂浜というより小石浜だ。

痛っ!

右の靴の中を見ると形の鋭い小石が。これを靴の中で思いっきり踏んだようだ。

ズキズキとくるが、まあ、そのうち治るだろう。

とぼとぼと片浜駅まで歩いて戻る。

まあ、いい景色が見えたし、いいか。

ゴールの東京まであと 131km。ここで約半分の距離ってとこかな。

2009年1月 8日 (木)

東海道線すごろくの旅 浜松→東京 (その3)

今年もこのブログをマイペースで更新していきますのでよろしくお願いします。そう、まるで誰かさんの旅のようにマイペースで。

浜松から東京を目指していいペースで静岡駅に到着。登呂遺跡は良かったけどそろそろ何か食べたいぞってことで前回の続きから。

 

朝の静岡駅。せっかくだから、食事もその土地ならではのものが食べたい。

駅の近くを歩いてみる。

寒いし腹減ったし。

僕はもう疲れたよ。

あたたか~い蕎麦♪

うまい! テーレッテレー♪

桜えび天ぷらそば」です。桜えびといえば駿河湾が特産です。

ちなみに、入った店はスマル亭という蕎麦屋さんで、外観はこんな感じ。

スマル亭

静岡県内では有名なチェーン店らしいですね。

遅めの朝食も済んだし、次の下車駅をそろそろ決めましょう。静岡駅で振ったさいころの目は…

「1」

静岡(9:44発)→東静岡(9:47着)

3kmくらいしか進んでない_| ̄|○

まあ、こんなこともあるかな。今までが順調すぎた。

で、どんな観光ができる駅なのかな?

東静岡駅

頼みの綱「名所案内」看板がない。

駅前の地図にもめぼしい観光地が見当たらない。

…。

これでどうだ!

実は駅から撮影

曲金北遺跡という、古墳時代の水田跡の遺跡。奇しくも遺跡が続きました。先ほどの登呂遺跡は弥生時代、今度は古墳時代。

遺跡の近くまで行ってみる

田下駄が発掘された、という説明が掲示されていました。

新しいビルやマンションの並ぶ東静岡駅前で古代のロマンを感じるという、立派な観光ができたわけです。

駅から真っ先に見えたもので「観光ルール」をクリアしただけ、とか言わないでね。だって、真実を指摘されるとつらいでしょ。

実滞在時間が短いままさいころを振ります。そういえば六合駅でもそうだったっけ。

「3」

東静岡(9:57発)→草薙→清水→興津(10:10着)

興津。ここで乗り換えたことがある人は多いかもしれません。でも、どんな街なのか知っている人は意外と少ないのでは?

下車してみます。

興津駅

どうやら興津は旧東海道の宿場町だったようです。

旧東海道

江戸時代にはここを旅人たちが歩いていったのでしょうか。

古い石碑

東海道と身延山道との分岐点らしい。こういう石碑が今でも残っているのです。

初めての海

浜松を出発してから初めて見た海。

興津白波?

海の向こうに見えるのは伊豆半島。

そういえば、百人一首に「おきつ」が出てくるのがあったけど「興津」と関係あるのかな、とか考えながら眺める「白波」のない海。答えはどうなんでしょう。学生のころに古文とかちゃんと勉強しとけばよかったなー。

昔からの街並みと、いい景色を見ながら、ゆっくりしていきました。

次の次の下車駅でこの旅最大の苦痛がその身を襲うとも知らずに…ってのは大袈裟だな

ゴールの東京駅まで あと165km

2008年12月21日 (日)

東海道線すごろくの旅 浜松→東京 (その2)

夜明け前の浜松駅をスタートし、さいころ任せで観光しながら東京を目指すこの旅。最初に途中下車した愛野で、無人のエコパスタジアムを外から眺めて観光したのでした。では前回の続きから。

 

すっかり夜も明けた愛野駅で、早速さいころ2投目。さて、今度の数字は…?

「5」

また5。しかしこれはなかなかいいペース。そして、気になる途中下車駅は…

愛野(6:38発)→掛川→菊川→金谷→島田→六合(7:03着)

茶畑を眺めながら進んでいきます。ふと、あることに気づきました。過ぎていく駅ごとに、「名所案内」という看板があるのです。これを見れば、知らない駅でも観光できる! 素晴らしい! 六合駅は知らない駅だけど、観光案内があれば何とかなる! 妙に高揚した気分のまま、六合駅に到着。

名所案内看板は…あった、あった。1件、載っているぞ。

ふむふむ。

その場所に行ってみる。

六合駅。実は、この写真に目的の「名所」が既に写っているんですけどね。

↑六合駅を出発します。その「名所」までは、駅を出て歩くこと、およそ10秒。どきどき。わくわく。

六合で175km/hを達成したそうです

これが、案内されていた名所です。記念碑です! これは! 素晴らしい! 画像クリックで拡大! 豪華版です! 175km/h、速いですね! 正直、よく分からないけど!

という感じで存分に観光を堪能しました。ええ、いろいろ無理があるのは実行した本人がよく分かっています。

さて、次行くか、次。

とりあえず分かったこと。途中下車駅では何か観光するっていうルール、これ、結構厳しい

次はいい目が出てくれ、祈るような思いでさいころを投げる。

「6」

これは随分とハイペースだ。

六合(7:20発)→藤枝→西焼津→焼津→用宗→安倍川→静岡(7:44着)

というわけで、静岡駅。

閑散とした静岡駅

政令指定都市の中心駅。人があんまりいない。それもそうか、休日のこんな時間だし。

静岡といえば…

清水の印象が強いけど、合併したんでしたっけ

有名どころの観光地を思いついた。日本史の教科書でもお馴染み、登呂遺跡。駅から2kmくらいで、バスがあるらしい。

さて、バス停はどこかな? あ、あのバス停だ。

バスがちょうど来ている。

あ、行っちゃった。

次のバスまで30分以上ある…。だったら2km、歩くか。

(しずてつバスの名誉のために補足。あとで調べてみたら、バス路線図を読み間違えていただけで、実際はそんなに待つ必要がないようです。)

歩く。歩くの大好きになったつもりで歩く。

着いた。

建て替えのため閉館

閉館しました…?

工事中

通り抜け出来ません…?

マンションよりも新しいかもしれない竪穴住居

まあ、それでも遺跡らしい雰囲気は出ていましたよ。工事中だけど。

水田跡

これは水田跡。

そういえば、今朝はまだ何も食べていないんだっけ。とりあえず、バスで静岡駅に戻りましょうか。

ゴールの東京駅まで あと181km

2008年12月 8日 (月)

東海道線すごろくの旅 浜松→東京 (その1)

唐突だけども、以前からやってみたいと思っていたことをやってみる。ブログ開設記念ってことで。

『東海道線すごろくの旅 浜松→東京』

ルール

  • さいころを振って、出目の数だけ駅を進む。
  • 普通列車・快速列車自由席のみ使える。新幹線・特急列車・乗車整理券や指定券の必要な列車は不可。
  • 駅数は列車の停車駅数で数える。
  • 止まった駅では途中下車して、何か観光をする。
  • その列車の終着駅に着いたら、出目未満の駅数でも強制下車。
  • ゴールへの終電に乗り遅れることが確定したらゲームオーバー。

スタートは浜松駅。ゴールは東京駅。ひたすら東海道本線で東を目指す。

ルールの「観光」ってのがポイント。偶然に身を任せると、いつもとは違う発見ができそう。東京在住だから浜松~東京は18きっぷでおなじみのはず。でも、よく考えたら、ムーンライトながらで夢の中、とか、途中に立ち寄ったことってあんまりなかったりする。

前日に浜松入りして、餃子で鋭気を養い、一泊して、やってきた早朝の浜松駅。浜松から東京への片道切符を前日に買ってある。

まだ真っ暗な浜松駅。

政令指定都市の中心駅でも、時間が時間だけに人がほとんどいない。寒さに震えながらも、さいころを振る。

この旅、最初のさいころの目は…

「5」

というわけで、浜松から、この日の始発電車、静岡行きで5駅分進む。

浜松(5:34発)→天竜川→豊田町→磐田→袋井→愛野(5:53着)

電車旅行の醍醐味といえば、車窓からの景色ですよね。浜松市街地を抜けると、滔々と流れる天竜川、そしてジュビロのホームタウンが…

見えるはずない。暗い、暗すぎる。まだ日も出ないこんな時間に何やってるんだ、俺。

いろいろ考えているうちに真っ暗な愛野駅に到着。知らない駅だが、「観光」はできるのか? 観光できそうな場所のない駅だったらどうしよう、と早くも不安だ。とりあえず、改札に向かう。

『イベント時にはお帰りのきっぷをお買い求め下さい。』

イベント…?

イベントと聞いて閃いた。ああ、ひょっとして『あれ』の最寄り駅か…。

愛野は早朝だけ無人駅のようで少しだけ不安だったのですが、自動改札は途中下車にも対応しているんですね。きっぷがしっかりと出てきてくれました。

愛野駅

愛野駅から、きれいな歩道を歩くこと15分。歩いているうちに明るくなってきたと思ったら、巨大な建造物が見えてきた。

小笠山総合運動公園スタジアム

小笠山総合運動公園スタジアム、通称エコパ。サッカーで有名なスタジアムですね。イベントのないこんな朝に来ても、人っ子一人いません。カラスはうるさいほどいるけど。

無人のスタジアム。ここから中へは入れず。

無人のスタジアム 

無人のスタジアムってのも、面白いものです。

無人の水遣り。パイプから水が出ています

植物への水遣りだって、無人でできます。

あまりの寒さに、エコパから愛野駅のトイレに走って戻りました。

さて、次のさいころの目は…?

財産継承権を得るその日 東海道線すごろくゴールの東京まで あと235km